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2009年05月16日

サイト再開のお知らせ (2回目)

…そろそろブログの更新もしていこうと思います。

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このブログを定期的にチェックしてくれてる方は、恐らく

まったく赤津は更新する気がないんだから!まったく!赤津は!!

と毎回思っていたに違いないのですが
実際はそんな事はなく、むしろその逆。

僕は日々更新する気がとめどなく溢れすぎてしまい
頭の中では「あれもブログに書こう!」「これもブログに書こう!」と
脳内でブログ記事の量産を繰り返し
一日が終わる頃には、記事の候補どもが
雨後のタケノコのようにニョキニョキと百出し
それはもう一面のタケノコ・パラダイスに。

しかし記事をしたためるにも時間的制約がありますので
僕はその中からただ一本の伝説のタケノコを選び出さねばならず
厳粛にそれを受け入れた僕は、いそいそと伝説のタケノコを探し出す旅に出るのですが
それはもう、ゴビ砂漠の中からアリ用のコンタクトレンズを探しだすかのごとく
途方もなく、かつナンセンスな作業であり
あまりの膨大さの上、セーブポイントもないので、僕は夜な夜な泣きながら家に帰ってくるというのを半年間繰り返していたんです。

3%くらいは本当です。

…。
……。
………。

…さて、意味不明なことも思う存分に書けたし、そろそろ本当に更新します。

いや正直な話、神さんのCDにこのHPのURLが載っていて(!)
CD届いてからびっくりした僕はしばらくフリーズして

自分の中でなかった事にしていたんです。このページ。

その現実を受け止めるのに2ヶ月かかりました。

…だったらそもそも宣伝するなよ、という話ですが
いやもう、演奏会のプログラムノートに載せるだけのつもりだったんですホントに。
びっくりした。
あ、でもすごく感謝しています。ありがとうございます。

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そんな訳なんですが、まぁある意味開き直って好き勝手やる事にしました。

実はこのサイト、前身も含めれば僕が高校生の頃からやってるページで
それはもう長いこと誰にもロクに教えず、好き勝手なことをやる場所!という認識でいたんですが
もう、親にも親戚にも友人にも生徒にも大学時代の師匠にも中学時代の恩師にもバレバレという大変愉快な事になり
しばらく何をしたらいいのか思考停止しておりましたが
もう好き勝手やります。

僕はかなり多趣味で、考えてることもやってる事も、なかなか理解されづらい事ばかりなんですが
空気読まずにガンガン書いて、やりたかった事もやっていこうかなと。
今まで、立場を弁えてしなかったこともしていく予定です。

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とりあえずブログの方は、件のCD(ちゃんと発売されました)の宣伝から書いて行きたいと思います。また次回。

ちなみに、夜書いた文章というのは
朝起きて読み返すと大層恥ずかしいものらしいので、明日には
何事もなかったかのようにこの記事を消してるかも知れません
そこはまぁ、のんびりと参ります。

2008年11月04日

アートラインかしわ

 全く告知していませんでしたが、友人の佐藤菜穂子の企画の手伝いということで、サウンドデザインを少ししてきました。

○ 歌う声楽二人 DSC_0249%5B1%5D.jpg

○ 踊るダンサー DSC_0250%5B1%5D.jpg

○ さらに踊るダンサー DSC_0251%5B1%5D.jpg

 今回は、製作に必要な音素材を得るために家でマイク立てて色んな音を録ったんですが、おかげでちょっと宅録に目覚めました。いいなぁ宅録。この質感はいい。実際、終盤に突然入ってくる引き裂き音のリバース(逆再生)音は上手く効果あげてました。家に迷惑なくらい届く大量のチラシがこんな所で役立つとは…。

 ちなみにこの企画の冒頭部分だった「映像 x 音楽」のパートは"一つの映像作品にしてしまおう!"とまさかのスピンアウトが決定。そちらも、どこかで上映される時にはまたお知らせしたいと思います。

2008年10月21日

「青の隙間」 初演 & サンプルCDについて

 この度、無事コンサートを終える事ができました。…といっても、作曲者なんてのは本番何もしてないので、無事終える事ができたのは、ひとえに奏者のお二人のおかげです。

 尺八の神令さん、ピアノの神三奈さん、ありがとうございました。

 今回は、最初の依頼が「音楽の専門家が聞いても物足りなく感じることなく楽しめて」、なおかつ、「普通の(音楽やってない)一般の人が聞いても楽しめる、キャッチーなメロディのあるもの」という内容で、『これは難題だ…!』と思った僕は出来がすごく不安だったんですが、今のとこ耳に届いてる反響だと、プロの音楽家~普段クラシックも邦楽も聴かない人まで概ね良い反応をもらえたとの事なので、何とかその難題に対する答えにはなったのかも知れないな、と安堵しました。

 ただまぁ、悪い評判なんて人づてだと作者本人の耳には中々届かないものなので、頂いた良い声はありがたく受け取りつつ、それとは別にまた、まだまだだと思って精進していこうと思います。…実際、日々自分の無力さに打ちひしがれる毎日です。頑張ります。もっと曲書きます。作曲やるやる詐欺はそろそろ卒業します。

 ちなみに、8月にレコーディングした音源(CDに収録される音源)のサンプルを頂いたので早速聞いたんですが、やっぱり、新曲4曲をいっぺんにやった本番よりも、8月に合わせを何度か経てレコーディングしたCDの音源の方が、作曲者としてはやりたかった音楽が上手く出てるかなと思ったので
 ぜひ! 当日聞いてちょっと気に入ってくれた方! …CDの方も買って頂けると、また違う音楽性が見出せる…かも。そしてもちろん! 当日聞けなかった方! …もし興味を持っていただけたら、CDの方も買って頂けるとありがたいです。ありがたいのです。

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 そんな訳で無事、東京での初コンサートを終えたのでした。次はまだ未定なんですが、今回の曲を気に入ってくれた新日フィルの荒川さんから、ひょっとしたら新曲の委嘱のお話を頂けるかも―なので、また何か決まったらここに書こうと思います。この調子で次へ次へと話が続いていくといいなぁ。

2008年10月20日

「青の隙間」について

 今日、初演される「青の隙間」という曲は、"キミはピアニストに何か個人的な恨みがあるんだろう言わなくてもわかるよ"と勝手にウンウンと頷かれそうなほど、一部が無駄に難度高い(というかイジメに近い)曲なので、無事演奏がイメージ通りに成功するか否か、今はまるでフィギュアスケートのジャンプ寸前のような心境で祈ってます。

 それにしても今回は、ちょっとプログラムノートでカッコつけすぎた気がしてならないので、曲を聴いてがっかりさせてしまったら申し訳ないなぁ…と思うと同時に、まだまだ自分自身修練が必要なので、今日は精一杯勉強してこようと思います。他の先生方の曲を今から楽しみにしています。

 自分の曲の方はもう、聴いた人の頭の中に「ミ~レラレミ~」が残れば、作者としては万歳三唱。プログラムノートには小難しいことも書いたけれど、聴く人には単純に音楽として楽しんでいただければ幸いです。

 あと今回、初めてプログラムノートにホームページのアドレスを載せました。今まであまり宣伝せず、好き勝手やってきたこのブログだけど、これで少なくとも高確率で家族に気づかれのだろうなぁ。でもまぁ、マイペースに続けます。

 曲を聴いて、一人でもこのページに訪ねてくれる方がいらっしゃれば幸いです。

2008年09月29日

サイト運営再開 & コンサートのお知らせ

 どうも1年半ぶりです。この1年半元気だったかといえば、思いっきり入院したりしてますが、今は元気です。

 さて、この1年半の話はいろいろありますが、ひとまず大雑把に近況まとめると
 

  • 東京へ引っ越し
     
  • 作曲活動を少しずつ再開

 という感じで、作曲の方では10月20日にトッパンホールにて、今回委嘱を受け作曲した「青の隙間」が演奏される運びとなりました。尺八+ピアノの曲です。

 この演奏会神無月の夢~尺八とピアノ~は、委嘱新作4曲(!)という、とてつもなく意欲的な演奏会なので、興味ある方はぜひ。…他の作曲家先生方も著名な方ばかりなので、むしろそちらを聞きにくるつもりでぜひ。

 ちなみに、今回の曲を収録したCDも年末頃にfontecから発売されます。そちらの詳細はまた日が近づいたら書こうと思います。

 ともあれ、長いブランクもあり、自分の不甲斐なさを痛感する日々だけど、ここから作曲活動も少しずつ始めていきたいので、今後ともちょくちょく見てやって頂けるとありがたいです。もうずっとここ7年くらい「作曲やるから!ホントやるから!」って作曲やるやる詐欺してきましたが、ホントに作曲するから!ホントだから!

 たぶん、ちょくちょくブログも書きます。たぶん。

2007年03月28日

おとといの受難

 郵便局に行って来たんです。車で。

 ただその郵便局の表の小さい駐車場は交差点のすぐそばにあるので停めづらく、まぁでも『(あー停めづれーなー)』とか思いながら、停めたわけです。…駐車場の真ん中はすでに黒い車が停めてあったので、その一つ先、壁の手前に停めた。

 で、あーなんとか停めれたーと思ってたら、交差点の方からゴフ!!って音が聞こえてきて、うわー誰かやっちゃったか? と思って見たら、なんか青い車がバックで駐車場に入れようとした時、後ろにいた赤い車にぶつけたみたいだったんです。

 が、青い車の人は『お前なんで入れさせてくれなかったんだ!!』と凄い剣幕で怒声をあげている。赤い車の人も『あなたがぶつけて来たんでしょう!!?』と凄い剣幕で怒声をあげている。

 で、まぁ、俺は、うわーおっかねーとか思いながら、まぁ自分はポストにちょっと投函するだけだしさっさと用事すませておいとましようとか思って、すぐ車から降りた訳です。

 で、自分が大体交差点の辺りまで移動した時、後方から『先に車だけ停めさせてくださいよ』という怒気をやや抑えた声のあと、わずかにエンジン音が続き、その後勢いよくバタン!!とドアを閉める音が2つ聞こえ、やがて、再びすごい剣幕で口論する2つの声が更に過熱を極めがら建物の方へ遠ざかっていくのを感じたので、あぁ、こっから二人は話合いなのかなーと背後の二人を意識しつつ、まぁ振り返るのもおっかないのでそのまま後ろを確認することなく、あーこえーなー俺もホント気をつけないとなーとか思いながら、ポストへと向かった訳です。

 で、そそくさとポストに投函し、さーさっさと俺は家に帰りますかと思って駐車場に戻ってきたら、眼前には信じられない光景が↓


jiko.gif

…俺どうやって出るの?


[後日談]

 まぁどうしようもないので、その後、黒い車の人が戻ってくるのを待ってその車が出て行ったあと、何度も何度も切り返し切り返しで、黒い車のあった位置までじわじわ移動し、無事、赤い車に接触することなく、なんとか出ることに成功しましたとさ。めでたし…なのか?

 ちなみに、赤い車はあと2mは前に進むスペースがあったのにそうしてなかった。切り返しを繰り返してる最中は、その空いてるスペースが目に入るたび、なんだか泣けてきた。

2007年03月21日

そして3年生が卒業

…ホント早過ぎる。
実はこれ騙されてるんじゃないの?ってくらい時間経つのが早すぎる。
あの子らと初めて会った時、俺22歳だったなんて
それ空想上の話じゃないの?って自分ですら思う。
ヤバイ。末期っぽい。いやいやいや。俺はきっとまだまだ若いはず。若いはず。若いはず(言い聞かせ)。

…まぁそれはともかくとして。

ホントいろいろ言いつつも楽しい3年間だったし
生徒なのか友達なのかよーわからんノリがまた
なんか人生で2回中学時代を経験したような感じになって(…って、そこまで精神年齢低いのか俺は)
ともかく、人よりかなりお得な人生歩ませてもらったのは確か。
色々と縁があった事に、すごく感謝してる。

その分、アンコンの金賞と最優秀くらいしか取らせてあげられなかったのが
俺としても悔いで申し訳なかったけど
でも、高校に入ってからも何度も何度も言ったとおり
やるからにはしっかりと!』、『やるからには徹底的に!』で
たまには今まで教えてきた事をどっかに役立てて楽しくやっていって欲しいと思う。
…何度も言ってるけど、一生懸命全力でやった方が絶対楽しい。
それだけは間違いない。


俺も最近忙しくてぜんぜん作曲できてないけど、
今やってるのが終わったら(今度こそ)作曲に戻る予定だし、
ブログもきっと更新するし、
『いずれ第一線で活躍できるように』ってこれからも頑張ってくから
まぁ、たまにはこのサイト覗いて『赤津は最近どーなんだ?』って
ときたま見に来てくれれば俺もすごくありがたい。
そうやって今後も、少しずつでも縁が繋がっていければなーと思う。

まーともかく、全員卒業おめ。中学留年しなくてよかったな!
そして色々ありがとう。またそのうちどっかで会おう。

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追記 :
去年卒業した子たちへ。実は今年もビンゴやって、去年より小さい4 x 4マスだったんだけど、やっぱり2ライン通りながらもビンゴにならなかったから安心するといい。

2007年03月19日

全力で取りに行く気満々で言う『…まぁダメ元で。』

最近、『ダメ元で』という言葉が気に入っている。

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